なにかと知りたい

 今の時代、巷に情報が満ちあふれています。そこで、情報の海の中から、興味のあるものを拾い出して、いろいろいじってみようかなあ、なんて思っています。

2008-10

アメリカの核の傘に隠れる日本って、、、、

最近、「日本が核兵器を持つ可能性」という議論、あるいは記事を見ることがあります。

■日本人の核兵器への関心
 僕らは、「日本は世界で唯一の被爆国」であり、「こんなことは2度とあってはいけない」という教育を受けています。
 ですから、こういう議論があること自体がとても不思議なことであり、強い違和感を感じてしまいます。

 でも、そんなことも言っていられないようですね。現実を見てみると、最近、若い人たちの中には、日本が原爆を落とされたことさえ知らない人たちがいるらしいんですね。こういう人たちは、もちろん、核兵器がどのような被害を引き起こすのかとか、広島や長崎の原爆での被害の実態も知らないでしょうし、もっと言えば、「今の日本の教育はどうなってんの」とさえ思えてきます。
 そういう実態があることを考えると、日本国民の世論が「日本の核武装」を肯定するような考え方が生まれてくること自体何ら不思議なことではないのかもしれません。

■日本人の核武装の可能性
 まあ、それはそれとして、現実の日本の核武装の可能性ってあるんでしょうか?

 まず、技術的には、核兵器というのは日本の技術力からすれば、そんなに難しいものではないと言われています。現実的には、実用化のため、数年間は各種の実験を繰り返す必要があるらしいですが、いずれにしろ、日本が核兵器を持つことは簡単なことらしいですね。

 政治的にどうでしょう。おそらく、日本の世論は圧倒的に「日本の核武装はありえない」「してはいけない」というものだと思います。
 ただ、これが、未来永劫続くのかどうかはわかりません。前述のように、若い人たちの意識の変化をみると、どうも自信を持てません。

■日本とアメリカの結びつき
 ところで、日本は「非核三原則」を国是としています。これは「核兵器を持たず、作らず、持ち込ませず」という考えですよね。
 でも、実態はどうでしょう。
 たとえば、日本の港に立ち寄るすべて船に核兵器が積まれているかを調査するなんてことをしているんでしょうかね。たとえば、寄港する各国の艦船には、「非核証明書」の提出を義務付けている神戸のようなケースもあるみたいですが、実際には、ほとんどフリーパス、つまり、船に何が積まれているかを調べる方法はないというのが実態のようですね。

 それと、現実を見てみると、今の日本はアメリカの核に守れていると事実があります。
 つまり、「世界で唯一の被爆国」であり「非核三原則」を堅持している国でありながら、「アメリカの核に守られている」という、どうにもおかしな状態になってしまっているわけです。

 アメリカとの間には、政治的にも経済的にも強いつながりがありますし、日本としては、これからも、このきずなを大事にしていきたいという思いがあります。
 また、アメリカのおかげで「経済大国」といわれるまでに発展することができたという強い恩もあります。
 ですから、アメリカを無視することは、現実的には不可能です。

 ただ、このアメリカとの「強いきずな」が、日本を悪い方向に向かわせているという考え方もあります。

 僕の個人的な考えでは、この国の一番大きな収入源は「戦争」だと思っています。

 たとえば、イラクで、アメリカがしかけた戦争はなんだったんでしょう?
 「イラクが大量破壊兵器を持っていて、とっても危険な国だよ」
 というのが表向きの理由だったんですが、実際には「大量破壊兵器」なんてどこにもなくて、それどころか、「大量破壊兵器」って、実は「以前に、アメリカがイラクにあげた兵器のこと」を言ってたんじゃないかとさえいわれています。
 さらに、この戦争のホントの理由は「アメリカのドルを守る」ことであり「イラクの石油資源がほしい」っていうことだったらしいですから驚きです。

 イラク戦争はホンの一例だと思いますが、日本はアメリカのこういうやりかたに歩調を合わせて、自衛隊を海外に派遣したりしてますが、本当にこれでいいんでしょうか?

 実際に、こういう日本の政治活動のお陰で、日本は確実にテロリストたちの標的になってしまっている事実があります。

■もっと議論を
 「日本を守るためだから、アメリカの核の傘の下に隠れるのもしょうがない」という考え方もある程度理解できます。
 でも、そうなると「世界で唯一の被爆国」という日本のアイデンティティは一体どこに言ってしまったんでしょうか?
 しかも、上述したように、アメリカと一緒に行動することが、逆に日本に危険をもたらすという、思わぬ結果を招いているわけです。

 先日、防衛大臣が、広島・長崎への原爆投下を「しょうがない」と発言して、最終的に大臣を辞任するまでになってしまいました。
 この発言に強い批判があったのは「しょうがない」とは思いますが、この「しょうがない」というのにはどういう意味がこめられていたんでしょうか、マスコミの報道をみても全くその真意が伝わってきません。

 僕はマスコミの報道を含めて、こういうことを単に「ダメ」で終わらせるんじゃなくて、もっと議論する機会があってもいいんじゃないかと思います。

 日本は民主主義ですよね。
 いろんな人たちの意見を聞いて、議論して、より良い方向に持っていくのが民主主義じゃないでしょうか。

 まあ「核兵器を持つべき」というヒトがどの程度いるのか、それさえも分かりませんが、そういう人も含めた、もっと突っ込んだ、オープンな議論が行われていいのかなと思います。

たとえば、
「アメリカの核の傘を離れて、日本独自の防衛って可能なの」
「日米安保を破棄したらどうなるのか」
「日本の核武装はいいのか、悪いのか」
「日本の核武装がダメなら、なぜダメなのか」
「核武装なしでの防衛は可能か」
とかね。

■勝手な提案
「世界で唯一の被爆国」である日本です。
これは日本の大きなアイデンティティです。
核兵器の被害の実態を、もっと広く世界に知らせて、核兵器の廃絶のための努力をもっとするべきだと思います。
もっと、予算配分を増やしましょう。
啓蒙活動をするための機関を作ってもいいくらいです。
たとえば、「平和省」とか「核廃絶省」とかね。

世界各国へ出かけていって、核兵器の被害について訴えて行くんです。映画を上映したり、各国語で書かれた本を配布したり、フォーラムを開催したり、核兵器廃絶の努力をした人を表彰したり、等々、、、、

これが、日本にもプラスになるはずですし、日本の外交や防衛にもプラスになるはずだと思います。
ただ、議論の封じ込めはいけません。
もっと、オープンに、核兵器推進論者も含めた議論の場もふやしましょう。

どの政党に投票すべきか迷ってるときは、、、

参院選の投票もあと数時間ですね。

面白いサイトを見つけました。

ボートマッチ
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/07saninsen/votematch/
http://votematch4.jpn.org/index.php

っていうか、今話題なのかな?

 質問に答えていく形式で、あなたの考えに一番近い政党を選んでくれるます。
 実際にやってみると、意外に「アレ? この政党なの?」っていう結果になったりします。というか、僕の場合なりました。

特に「投票したい政党がないから棄権する」っていう人にお奨すすめです。

投票には必ずいきしょう!

テーマ:選挙に行こう - ジャンル:政治・経済

日本国憲法をまとめてみる

今日は憲法記念日。
というわけで、「憲法」について考えてみました。
ちょっと僕には難しすぎますが、自分なりに、むりやりまとめてみました。(^_^;;;


憲法の役目って?

 憲法はその国の「あり方」つまり、
 「私たちの国はこういう国なんです!」
という、その国の人たちが守るべき決め事というわけです。

 ですから、よく「憲法はすべての法律の親玉」という言い方をする場合があり、実際そういう部分があるのは間違いないわけです。
 でも、実際には、今の日本では、憲法の一番大きな役目というは、
 「国家権力から国民を守る」
ということらしいんですね。

 旧「大日本帝国憲法」では、主権が天皇だったり、女性等一部の人たちの人権が制限されたりしていたわけです。
 どちらかといえば、日本という国家が国民に
 「黙って俺について来い!」
みたいなことになってたんですね。それが、あの悲惨な太平洋戦争に突入したときにも誰もそれを止めることができなかった理由になったんだと思います。

 しかし、今の憲法では、主権は国民であり、すべての国民の人権を認める内容になっていて、
 「みんなで国を作っていこう!」
というふうに変わっています。ですから、国家が間違った判断をしようとしても、日本が賛成しなければその方向には進ませないみたいなことができるようになっているわけです。女性の権利を認める部分も、それまでにはなかった画期的な内容となっています。


日本国憲法をまとめてみる (^_^;;;

 普通の人で、憲法の全文を覚えてる人ってどれくらいいるんでしょうか?
 僕のバヤイ中学のときにチョロっと習って、それっきりです。
 新聞やテレビで、たまに出てくる言葉を見て「たしかにそういうのがあったなあ」っていう程度ですね。

 いろいろ書いてありますが、ものすごく乱暴なのは分かった上で、ド素人(しろうと)の僕が要点を、、、、、

■主権は国民にあります
 「主権」は読んだまんまで考えると、「主な権利」ってことですかね。
 僕らは、日本で家を建てて住んだり、仕事をしたり、食事をしたり、楽しく遊んだり、いろんな活動をするわけですが、そういうことを、各自好き勝手にやってしまうと、いろんな争いや混乱が起きたりするわけです。
 そのため、「人のものを盗んじゃダメ」とか「人殺しはいけませんよ」とか「これはこういうふうにやろうね」とかのルールが必要になります。
 「そういうルールを決めたり、そのルールを相手に従わせることができる人は日本国民ですよ」ということですよね。

■天皇は日本のシンボル(象徴)です
 
 皇室は昔から日本の国民に親しまれてきたわけで、皇室があるということを日本人として誇りを持っている人も少なくありません。天皇や皇后を国民の「お父さん、お母さん」みたいに思うわけですね。
 天皇というのは、歴史を見ても、その時代の権力者に利用されてきたという側面は否定できませんし、日本帝国憲法でも、主権は天皇にありましたが、実際には「天皇という名前を利用して国民を従わせていただけ」という指摘があるようで、歴史的に天皇が実際の権力を握った時期は少なそうです。
 そういう意味で、日本のシンボルという考え方は国民として受け入れやすいんではないかと思われます。

■人権を尊重します
 
 日本帝国憲法化では、女性の選挙権はありませんでした。警察に捕まえられて拷問を受けたりしても仕方がありませんでしたし、政府のやりかたに文句を言うこともできませんでした。
 だからと言って、今の日本で、本当に「すべての人の人権が尊重されているか」というのは難しいところですね。外国人だからという理由でアパートの入居を断られたり、学校や職場でのイジメがあったりとか、問題はまだまだありそうですね。

■戦争は永久にやりません

 ご存知9条ですが、この条項からどうやって自衛隊が出来たんでしょうね。これを読んで「軍隊を持てる」というふうに解釈できた人はよっぽど想像力豊かな方なんでしょうね。
 僕は別に軍隊が不要だと思っているわけではありません。たぶん、国際法上、軍隊を持つことは認められているはずですので、日本だけ軍隊を持たないということは、裸で猛獣のいるジャングルを歩いているようなもんですからね。

 憲法改正をめぐっては、ここが一番大きな議論の対象になっているようです。
 「今の時代に合わせて軍隊を持てるように改正すべきだ。自衛のためだけならいいんじゃないの。国際貢献も必要だし。」
 「いや、この9条の縛りがあるのに軍隊を持ってるんだぜ。これを正式に認めちゃうとどうなるかわかったもんじゃないよ。だから憲法改悪には絶対ハンターイ」

■3つの権力を同時に持ちません
 
 いわゆる三権分立ですね。
 ・立法:法律決める機能 →国会にあります
 ・行政:決めた法律を執行する機能 →内閣にあります
 ・司法:決めた法律によって裁く機能 →裁判所にあります

 この3つの機能を同じ個人や組織が持っちゃうと、どっかの国みたいに、何をするにもある方にお伺いを立てなきゃいけないし、それこそ好き勝手にやられてしまい、メチャメチャなことになりかねませんからね。

■民主主義です
 
 人権を尊重するっていうことの、元になっている考え方だと思いますけどね。
 人間はみんなそれぞれ個性を持ってるわけですから、そういうものを尊重して、「物事を決めるときにはできるだけみんなの意見を生かすようにしましょう」っていう考え方です。
 ただ、最近は単なる多数決っていうか、賛成する数が多ければそれで押し切ってしまうような風潮があるような気がしてます。国会の議論を見てても、「ホントにこれでちゃんと議論したの?」って思うことがしばしばありますよね。本当の民主主義は、小数の意見にも耳を傾けて、正しいと思ったらそういう考えも取り入れるような努力が必要じゃないのかなって思いますけどね。
 そいうえば、北朝鮮の正式名称は「朝鮮民主主義人民共和国」でしたね。そう考えると、「民主主義」ってどうにでも解釈できるんでしょうか。

■法律で決めます
 
 「3つの権力」のところでもあったように、とにかく、「この国でいろんな活動をするにあたっては、みんなで法律を作って、それがきちんと守られるように執行して、もし守れなけれない場合には裁きます」ということです。国や地方の議会や役所、裁判所は法律を決めたり、その内容を市民に知らせて、従わせるような役目があります。
 法律というのは元々「こんなことやってもらっちゃ困るよね」とか「この場合はこういうやり方をするように決めとこうよ」というふうに、必要だから決めたルールのはずです。
 ですから、社会の考え方や習慣も、時代によってどんどん変化しますので、本来ならそれにあわせてルールも変更しなければいけないはずなんですが、どうもそはなっていいないことが多いようです。

 最近では、「離婚して300日以内に生まれた場合は、前の夫の子供」という民法の決まりが、どうも現実には合わないことが指摘されています。普通に考えても、300日目に生まれた場合と301日目に生まれた場合を区別すること自体バカバカしいこと思うんですが、当事者にとってはとても深刻な問題です。

なんかまとまりのない話になってしまいましたが、何せ素人ですので、間違いや不正確な内容があるとは思いますが、そのあたりはご勘弁をお願いします。

言われる前に謝っておきます。
「ゴメンナサイ」

テーマ:憲法改正論議 - ジャンル:政治・経済

子供たちへ「平和ってなんだ?」

■日本は平和な国?
去年の夏に、「日本の平和を守るには」という記事を書きました。
 http://nekofurashi.blog19.fc2.com/blog-entry-3.html

 この記事に、小学校の子供たちから、たくさんのコメントを、今でもいていただいています。

 小学校の授業の中で、インターネットの検索機能を使って見つけてるみたいですね。
 いまの小学校は進んでますね。ウン十年前、小学生だったころには想像さえしてませんでした。

 皆さんのコメントを読んでみて、「戦争がイヤ」って思う皆さんの気持ち、よくわかりました。

 それから、男の子が原爆をネタにして悪ふざけをする話も少しは理解できます。僕の子供のときも、同じようなことをやった記憶があります。そして、女の子から怒られたりしてましたね。(笑)

 ところで、僕には二人の子供がいます。
 女の子と男の子です。
 もう、大学生と高校生なので、コメントをいただいた子供たちから見れば、だいぶ大きなお姉さん、お兄さんですね。

 子供の頃には、あまり戦争について真剣に考えたことがなかったんですが、大人になり、とくに結婚して子供ができると、だいぶ変わりました。

 だって、僕には家族という、宝物がありますからね。
  「もし、戦争が起きたら」「大きな地震が起きたら」
 どんなことがあっても家族を守る。
 家族や子供のためだったら自分の命もいらない。
 この子供たちのために、絶対戦争はさせない。
 そんなことを考えるようになりました。

 カッコイイですね。テレビに出てくるヒーローみたいですね。

 でも、皆さんのお父さんやお母さんも、口には出さないと思いますが、同じ気持ちだと思いますよ。
 ただ、僕の子供に、「地震が起きたらどうする」って聞かれたら「一番先に逃げ出す」って、ふざけて答えるかもしれません。(笑)

 さて、話は戻りますが、エルモさんから「今の日本は平和ですか?」っていう質問、それから、スヌーピーさんやエルモさんからの「戦争前の空気と同じ」っていう話について、僕の思っていることを話しますね。

 太平洋戦争が終わったのは1945年です。今はそれから60年以上たちましたから、その年に生まれた赤ちゃんは、皆さんのおじいちゃん、おばあちゃんに近い年齢になっています。

 つまり、日本人は60年以上も戦争をせずに生活しているというわけです。これが、あと何十年か続けば、戦争体験者がいなくなってしまいます。
 「まさか」と思うかもしれませんが、実は、世界中をさがしても、こんな国はほんとうに珍しいんですよ。
 いま戦争をしている国や、最近まで戦争をしていた国はいくらでも簡単に見つけられるのに。

 さて、「だから日本は平和」ですか?

 ここまでの話で、皆さんはどう思いましたか?

 おっと、どうも長くなりそうなので、今日はここまでしておきますね。

2006.12.8


■平和について考えてみる

「日本は平和ですか」という問いに、いろんな良い意見がでましたね。

「戦争がないから平和」
「戦争を起こしそうなら平和でない」
スヌーピーさんのお兄さんのように
「ぎゃくたいとかあるから平和でない」

 国語辞典で「へいわ」というのを調べてみると、

1 戦争もなく世の中が穏やかであること
2 争いや心配事もなく穏やかであること

となっています。

 国語辞典と比べてみると、みなさんの意見はみんな正しいようですね。

 60年間日本が戦争をしてこなかったというのは、本当にすばらしいことだと思います。
 これはいろんな人たちの努力があったからこそだと思います。
 今でも、物を沢山買ったり売ったりするだけでなく、文化交流とかで、周りの国との交流をしようという努力がされています。

 でも、今日本では「イジメ」「自殺」「虐待(ぎゃくたい)」などの問題がニュースで流されています。
 
 国語辞典にあった「争いや心配事もなく穏やかであること」という意味から、いろんな言葉が思い浮かびます。
「日本の平和」だけでなく、「家庭の平和」、「学校の平和」、「クラスの平和」、「心の平和」、、、、

 イジメのあるクラスは平和ですか?
 イジメられてる人の心は平和でしょうか?
 イジメている人の心は平和でしょうか?
 ぎゃくたいのある家庭は平和ですか?
 ぎゃくたいされている子の心は平和でしょうか?
 ぎゃくたいしている親の心は平和でしょうか?

 こんなことを考えると、なかなか解決できないことが多いような気がしてきますね。

 みなさんは「僕って(わたしって)なんで生まれてきたのかなー」って考えたことはないですか?
 この世に生まれてくると、いろんな出来事があります。特に僕のようにウン十年も生きていると(笑)、楽しいこと、悲しいこと、腹の立つこと、感動することなど、たくさんの体験します。

 そんな体験をするのは、世の中にはいろんな人がいるからじゃないかなと僕は考えます。

 生まれた場所や、性別や、年齢や、家庭や、性格や、考え方など違う人が一緒に生活してるわけですから、仲良く暮らすだけでなく、けんかしたり、キズつけあったりと、いろんなことがあります。
 みなさんのおうちのなかでも、おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さん、兄弟とみんな性格や考え方が違うでしょう?
 家族が仲良くしているときもあれば、兄弟同士でおおげんかしたりするときもあると思います。

 僕は「神様というのがいるとしたら、もしかして、そんな体験をさせるためにこの世に生まれてきたのかもしれないな」って考えたりもします。

 前の書き込みで「国同士がなかよくなるように努力する」っていうことを言ったと思います。
 この「国」を「クラスの仲間」や「友達」とかに置き換えたりもできるんじゃないでしょうか。

 「クラスの仲間同士がなかよくなるように努力する」
 「友達同士がなかよくなるように努力する」
 「家族の一員同士がなかよくなるように努力する」

「仲良くする」っていうことは言葉で言えば簡単ですが、どうしても嫌いなでイヤなヤツとかいる場合がありますよね。だから簡単なことじゃない。

 まあ、ぎゃくたいなんかは、こどもが自分で解決するのはムリです。
 これは大人たちに助けてもらうしか方法はありません。あなたや、みなさんの周りでそういうお友達がいたら、できるだけ早く、先生などの周りの大人に助けてもらうようにしてください。

 じゃあ、「仲良くする」にはどうすればいいんでしょうね。
 だれとでも仲良くするのは簡単じゃないですが、少し努力すればだいぶ結果はちがいます。

 そこで質問です。

 あなたがバスに乗っているときに、後から乗ってきたおばあさんになることできますか?
 あなたがお兄さんのために残してある、おいしそうなケーキを食べようとしたときに、そのお兄さんになることはできますか?
 あなたが誰かの悪口を言っているときに、その悪口を言われている本人になることできますか?
 あなたが、みんなと一緒に誰かをイジメているときに、その誰かになることは出来ますか?

 なれますか?
 なれませんよね。
 だって、あなたはあなただし、他の人は他の人ですから。なれるわけがないです。

 でも、これができれば、世の中のたくさんの問題が解決できると僕は思っています。

 僕が子供のときに親からよく「相手の身になれ」っていわれていました。
 それが、この年齢になって少しはわかるようになってきました。

 そうなんです。あなたは相手になることはできないけど、努力すれば、相手の気持ちになるとはできるんです。

 あなたがバスにのる。席に座る。後からおばあさんがバスに乗ってくる。席が空いていない。
 その瞬間(しゅんかん)、あなたはおばあさんになってみる。
 まわりを見渡してみるけど席が空いていない。年寄りで体が強くないけど、ガマンして立っていることにする。「あーつかれたなあ。つらいなあ」
 次の瞬間にあなたはあなたにもどる。
 そのおばあさんに席をゆずる。

 「お年寄りには席をゆずりなさい」といわれているから席をゆずるのとは違いますね。
 あなたが自分で考えて、自分が正しいと思ってしたわけですから。

 「相手の身になれる人」にイジメができるか、ぎゃくたいはできるか考えてみればわかります。
 今問題になっている酒酔い運転も解決できるかもしれませんね。

 話が広がってしまいましたが、要するに、他の国の人たちとなかよくするためには、政治家や他の人に任せるだけじゃなくて、国民の一人一人が、つまりあなた自身が、普通の生活の中で、こういうことを考えていかないといけないいんじゃないかなと僕は思っています。
 
 普段から相手の気持ちになろうと努力するからこそ、よその国の人とも仲良くなれるんじゃないでしょうか。

皆さんはどう思いますか?

それから、みなさんから、「土地がほしいから戦争する」とか「憲法9条」の話も出ましたね。
これは次に考えましょう。

2006.12.10


■「怖い」と思う気持ち

 みなさんのコメントを読んでいて、たぶん日本中のたくさんの子供たちが、同じように「戦争はイヤだ」と思っているんじゃないかと感じることができて、うれしい気持ちになりました。

 そこで、憲法や領土の話をしようと思っていたんですが、その前に、みなさんのコメントの中で、気になったことを先に書きますね。

 ミニーさんが、テレビで、日本の国旗を焼いていた人たちを見た話がありましたね。
 たしかに、これを見た日本人は、ビックリしたり、ミニーさんのように「怖い」って思う人も多かったんじゃないかと思います。

 でも、テレビのこういう報道を見るときに、みなさんに気をつけてもらいたいことがあります。
 たとえば、中国で、日本の国旗を焼く場面が以前見ましたが、同じことが中国のあらゆる場所で行われているんでしょうか? 中国には日本の10倍の13億人の人が住んでますが、そのほとんどの人がああいうことをしているんでしょうか?
 答えは「いいえ」です。これははっきりと言えます。

 僕にはオーストラリアに住んでいる中国人の友達がいて、かれは中国にいる家族とよく電話で話をするそうです。でも、日本のテレビで放送するような場面を見た人はほとんどいないようです。
 たしかに、日本人が嫌いな中国人が多いのはたしかですが、あそこまでやる人は、ほんの一部です。
 日本人だっていろんないろんな人がいるでしょう? 
 ましてや、中国には13億人も人がいれば、なおさらいろんな人がいるんです。

 テレビは、たくさんの人に見てもらえるために、みんながビックリするような場面を選んで放送することがよくあるそうですから、そうことも知っておいてください。

 むしろ、僕にはミニーさんのように「怖い」と思ってしまう人がいることのほうが「怖い」んです。
 なぜなら、戦争というのはそういうことがきっかけで始まることが多いからです。

 戦争の理由はいろいろありますが、相手の国の人をよく知らなかったり、誤解(ごかい)することも戦争の理由の1つになったりするんです。
 ですから、何度も言っているように、違う国の人たちと交流することが大切になってくるんです。
 相手の本当の姿は、テレビやインターネットじゃわかりません。
 怖いって思う前に、現地の人たちに実際に会って、お話をしたり、食事をしたりしてみてはどうでしょうか?

それから、エルモさん、地雷のことをしらべているんですか?

僕もだいぶ前に、カンボジアの対人地雷(たいじんじらい)のことを調べたことがあります。

 僕の調べた5年前に、カンボジアには600万個の地雷があるといわれていました。
 40年ほど前から、カンボジアでは内戦(国同士じゃなくて、国内の人同士の戦争)が始まりました。この内戦は20年ほど続いたんですが、戦争で亡くなっただけでなく、ポル・ポトという指導者が、自分の気に入らない人を4年間で170万人を殺してしまうという時期もあったんです。

 今は戦闘はなくなったんですが、この600万個の地雷の撤去(てっきょ)が大変なんです。
 地雷1個の値段は300円〜3000円ですが、これを取ってしまうためには、1万円〜10万円かかります。
 いろいろ便利な機械はあるみたいですが、最後は手作業しかないようです。
 なにしろ、危険ですから、注意しないと作業する人がやられてしまいます。

 日本や世界中の人たちが、カンボジアの地雷の除去に協力しているそうですが、全部きれいになくなってしまうには、あと何年かかるのかわからないそうです。

 僕はいま九州の福岡県に住んでいますが、エルモさん達の学校は新潟市内のようですね。僕は新潟には行ったことはないんですが、長岡には旅行で立ち寄ったことがあります。
 そうですか、長岡で不発弾(ふはつだん)が見つかったんですね。
 60年もたつのに、日本全国で、まだそういうものが見つかっています。それこそ、怖いですね。

 でも、日本はまだいいほうですよね。
 世界中には6000万個の地雷が埋まっているそうです。

2006.12.12

テーマ:これからの日本 - ジャンル:政治・経済

こだわりすぎの靖国参拝

小泉さん。案の定の靖国参拝でしたね。

今日は何の日でしたっけ?
ただ、最近は「終戦記念日以外だったらいいかな?」なんていろいろやってみてるようですが、まあいつだって同じことです。

 僕は小泉さんが戦争で犠牲になった方々に、感謝や慰霊の念を込めてお参りするという趣旨は、日本人の一人としてよく理解できます。僕らははこういう人たちの苦労や犠牲の歴史の上で平穏な生活を営んでいるわけですから。

 また、日本人にはA級だろうがB級だろうが、普通の人たちだろうが、あるいはそうでないただの犯罪者であろうが、亡くなってしまった人たちは同じように供養してお参りするという伝統があります。それが日本人の宗教観ではないかとも思いますので、これをよその国の人がとやかく言うのは筋違いというものです。

 ただ、一方では小泉さんは1国を代表する人だということも忘れてはいけません。

 もし、政治家として、「近隣の国と仲良する」ということが日本の国益だと信じるなら(実際国民の多くはそう思っているはず)、もうすこしそのあたりを考慮する必要があると思います。

 日本人の宗教観があるのなら、よその国にも別の宗教観や物の考え方がありますからね。

 ましてや、中国政府は常に日本にイチャモンを付けるネタを探しているわけですから、わざわざそのネタを自ら提供するという愚行をなんでやらなきゃいけないんでしょうか? しかも、最近やっと日中関係が少しは改善するかなと思われているこの時期にです。

 僕自身毎日神棚に手を合わせていますし、そういう時期には戦争で亡くなった人たちのことを思いながらお祈りはします。だからと言って、靖国神社に行かなければいけないとは全く思いません。祈りというのは気持ちの問題であって、場所の問題ではないと思っているからです。

 小泉さんが「靖国参拝でなければいけない」気持ちはがあるのはわかりますが、ハッキリ言って、単なる個人の趣味の問題です。
 この単なる趣味でやってることが、首相ともなると、モノによっては周りはそうは思ってくれないというのがわからないんでしょうか?

 というか僕は「よくわかっている」と推測します。

 国民の多くが反対する。与党の公明党でさえ反対する。中国や韓国との関係が悪化することがわかっていて、あえてこれをやる。

 なぜでしょうか? 同盟国アメリカと歩調を合わせるためには中国と仲良くなってはマズイいということでしょうか? それとも、圧倒的に議席を取ってしまった今では、公明党は邪魔だからこれをはずそうということ?
どうもこの意図が読めませんね。

テーマ:政治・経済・時事問題 - ジャンル:政治・経済

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